1963-02-15 第43回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
○中西説明員 今、甘味あるいはブドウ糖との関連でイモ作についてのお話でございましたが、私どもブドウ糖関係の金融のめんどうを見たり、あるいはそれの価格の様子をながめておりますと、澱粉原料として相当多量のものを使いませんと、ブドウ糖企業としてなかなか成り立っていかないという点がございます。
○中西説明員 今、甘味あるいはブドウ糖との関連でイモ作についてのお話でございましたが、私どもブドウ糖関係の金融のめんどうを見たり、あるいはそれの価格の様子をながめておりますと、澱粉原料として相当多量のものを使いませんと、ブドウ糖企業としてなかなか成り立っていかないという点がございます。
三、甘味資源作物の生産振興につきましては貿易の自由化に対処し、甘味資源総合対策の一環として、テンサイのみならず、カンシャ及び澱粉原料用カンショ、バレイショにつきましても、積極的にその生産振興に力を注ぐことといたしております。
三、甘味資源作物の生産振興につきましては、貿易の自由化に対処し、甘味資源総合対策の一環として、てん菜のみならず、カンシャ及び澱粉原料用カンショ、バレイショにつきましても積極的にその生産振興に力を注ぐことといたしております。
北海道の災害にからんで、バレイショの実収調査が問題になったり、あるいはまた澱粉原料としての供給見込み数量、そういったようなことが論議の対象になったりして参ったわけでありますが、いつものことですと、北海道では今ごろはなお澱粉工場の再盛期です。しかしことしはほとんどの工場が終わりました。イモがないのです。ですから市場価格も相当高く上がっているというふうな実情があるわけです。
従来から問題になっておる問題の一つに輸入澱粉、コーンスターチ、これは関税率が二五%ですからまだそれほど大量に入ってはきておらぬが、もう一つ澱粉原料ではトウモロコシ、トウモロコシの輸入、これは政府が自由化してしまったので、今さらこれを規制するということはなかなか困難だと思うが、この点についても昨年の当委員会で明確に指摘しておる点です。ところがこれに対しても政府は一年間何もやっておらぬ。
そこで、先ほどもお話が出ましたが、アルコール工場でありますとかその他の分野にも、法律にありますような、澱粉と澱粉原料でイモの価格を支持することだけではあるいは足りないのではないか。その例を酪農振興法にとりますと、適当な売買契約でなければ——その契約は事前に知事に届けがございますけれども、知事がその契約に向かって、両当事者に向かいまして勧告できるという規定がある。
かりに澱粉を政府が買うことによりまして、澱粉原料イモの価格を条件をつけてささえましても、鹿児島県などでは、政府の買上げ澱粉の原料になったイモの値段すらそこまでいっていなかったという過去の例もあるようです。
これはえさ用には百万トン以上も輸入されておるが、政府が飼料需給安定法に基づくトウモロコシの輸入等については、食管で買い入れておるから問題がないですが、それ以外の用途に向けるトウモロコシの輸入は、これを厳重に政策的に規制していかないと、外国の安いトウモロコシが自由化で入ってきて、これが澱粉原料として使用されるということになりますと、非常に強い圧迫が出てくるわけです。
○寺島委員 今イモの値段が下がってどうしようもなくて腹の減っている農民を前にして、澱粉原料の工業化の問題をあれこれ論議いたして参ることもきわめて迂遠のように思いますので、関連点だけにこの問題はとどめまして、後日また機会を得たいと思います。
バレーショは北海道畑作農業の大宗でありますが、その八割は澱粉原料でありますので、澱粉の価格安定はきわめて緊要であります。しかるに府県におけるカンショ澱粉の大増産は、バレイショ澱粉の消費流通に大きな障害を与え、農産物価格安定法の適用品目であるにもかかわらず、はなはだ不安定な現況にあります。
のみならず今年手持ち澱粉を持っておられるというと、なるべく酒精の方に切りぼしを回して、そうしていわゆる澱粉原料の数量というものを少くしなければならぬ。
増産せられるという数量はそう考えて参りますると、おのずから澱粉原料としての増産量というものは、ある程度は必然的に上回ってくるということが予想せられるのでありますが、その結果として、価格の安定を期しまするためには、相当量の政府買い入れということに、常識的にも数字の上にも、根拠を求めたことは、理論的にも予測せられるのでありますが、三十年度予算に盛り込まれている今私が申し上げました記憶に間違いがなければ十四億
今年は幸いにして、一貫目四十円以上の澱粉原料としての買上げがされておりますから、それで肥料代も払い、生活もしている、こういう状況です。
やはり澱粉原料といたしまして、小麦との価格の関連と申しますか、その配合割合を強制するわけではありませんから、少くとも同程度に持つて行く必要があるのではないかというふうに考えておるわけであります。現在の市価の状況からいたしますと、ほぼそれに行き得るのじやなかろうかというふうに考えておるわけであります。
従いまして、これはもう御承知のように、「いも」の値段が品種その他によつて一律に参らんわけでございますから、やはり澱粉原料となります場合におきましては、甘藷の場合におきましては、歩留りによつて当然格差が付くことはこれは当然のことであります。
第五、澱粉原料いもの価格と酒類原料いもの価格との調整を図られたいこと。 第六、政府において適正価格を以て澱粉を備蓄食糧として買上げる等の方法によつて、澱粉の価格支持政策をとられたい。 第七、いもに対する恒久的政策を確立して、いもの生産を確保安定せしめると共に、これと関連する澱粉業を助長育成せられたい。
御承知のごとくいもは腐敗性のものでありまして、特に一両年前にいもの一時的な大量出荷を見て、いもは当時の扱いといたしますると、政府買上げ、公団に払下げを受けることでありまして、これを放置するわけに参りませんので、配給と申しましても、消費者に対する配給ではなくて、アルコール用、工業用、或いは澱粉原料用としての配給をいたします。そういうような関係で止むを得ず売掛が発生したものがあるのであります。
これを原料に還元しますと四百九十トンの澱粉原料が要るのだというこういう計算からいたしまして、御承知の通り当時統制物資でありました澱粉の割当を農林省に申出まして、その割当を幸いに受けまして直ちに割当通りの枠を製造業者に委譲いたしまして製造の依頼をいたした次第であります。
併し澱粉原料等に廻りました甘藷につきまして、澱粉粕、アロールートというような雑原料と称せられておるものが相当確保し得る予定が立つておりまするのと、なおその他原料の努力は今後一カ年間は続け得る次第でございまして、原料につきましてはこれは努力如何にかかる、まあかような考えでおります。
いも類の工業用はアルコール用、酒用、澱粉原料用等に配給された推定でありますが、三十二万六千トンを計上しております。従いまして工業用としての合計が大十八万トンとなつております。 種子用につきましては、現在予定されております増産用、増反用、緑肥用、予備貯蔵用等として七万四千トンを計画いたしております。
殊に澱粉原料として日本の農作物に求める場合のその最も重要なものであるのであります。さような意味からいたしましても、又国内の食糎需給の確立というふうな見地からいたしましても、これは統制の方式をどう取るかということは別といたしまして、やはり我々といたしましては、大いにこれが生産が確保されるようにいたさなければならんと思つておるわけであります。